SNSで話題の「モーニングルーティン」。皆さんも有名人やアスリートが発信している動画を見たことがあるのではないでしょうか。
モーニングルーティンとは、朝の習慣のこと。決まった習慣が朝にあれば、生活リズムを整えることにつながります。
天候が不安定なときや環境に変化があったときでも、朝、自分に合った起点をつくることで、心も体も健康に過ごすことができます。
~モーニングルーティンが必要なのは、こんな人~
朝、起きるのがつらい
起きる時間がバラバラ
朝食を食べないことがある
リモートワークが多い
睡眠が十分でない
ふだん体をあまり動かさない
便秘しがち
午前中は、体も頭もなんとなくスッキリしない
最近、仕事や勉強の効率が悪い
夕方になると疲れやすい
自分だけの時間がなかなか持てない

朝の習慣が
自律神経のリズムを整える
体をアクティブにする交感神経と、体をリラックス状態にする副交感神経。どちらも大切な自律神経の働きですが、活動するときは交感神経が優位に働き、眠るときは副交感神経が優位に働くことが理想です。体のすべての臓器は交感神経と副交感神経に支配されているため、ちょうどいいバランスで切り替わることが心身の健康につながります。
そのために重要なのが〝朝〟の過ごし方です。朝は、交感神経が活発になり始める時間帯です。決まった時間に起き、決まったモーニングルーティンで1日をスタートすることで、自律神経のリズムが整います。心身のコンディションがよくなり、仕事や勉強の効率もアップします。上に挙げたチェックリストに1つでも該当する人は、ぜひモーニングルーティンを取り入れてみてください。1日が長くなりますので、「気がついたら夕方だった…」というもったいない休日の過ごし方も少なくなりますよ。

モーニングルーティン、
どんなことをすればいいの?
「何をしたらいいかわからない…」そんな人のために、おすすめ習慣をご紹介します。Youtubeなどで有名人やアスリートのモーニングルーティンを参考にしてみてもよいでしょう。
日の光を浴びる
人間の体は、日の光を浴びてから約15時間後に眠気を感じるようになっています。朝、暗いところで過ごす時間が長いと、それだけ眠くなる時間が後ろにずれてしまいます。体内時計をリセットするために、起きたらすぐに窓のカーテンを開け、朝の光を浴びましょう。
目覚めの水を飲む
寝ているとき、汗や呼吸で500mL以上の水分が失われています。朝起きたら、軽くうがいをしてからコップ1杯の水を飲みましょう。腸も刺激で働くようになります。白湯もおすすめです。
朝食を食べる
朝食は午前中を乗り切るためのエネルギーチャージ! 食べない派の皆さんは、本来、午前中に発揮できるはずのパフォーマンスをふいにしてしまっているかもしれません。元気な1日が始まるスイッチになりますので、朝食は必ず食べるようにしましょう。コーヒー、果物、ヨーグルト、パン、ごはん、味噌汁、納豆など、自分に合った朝食を探してみましょう。
1分間しっかり呼吸する
ストレスを感じていると呼吸は浅く、早くなり、自律神経のバランスも乱れます。呼吸を整えるために朝、意識して深呼吸する時間をとりましょう。カーテンを開けて日の光を浴びるついでに深呼吸すれば、一石二鳥です。
朝の散歩
筋肉を適度に動かすことで、副交感神経から交感神経へのスイッチがスムーズになり、代謝も上がります。起きてから1時間以内の散歩は、セロトニンを活性化させ、夜の睡眠の質向上にもつながります。最寄り駅まで自転車やバスを使っている人は歩いてみる、休日には早起きして家の周りを散歩してみるのがよいでしょう。散歩はリフレッシュにもなるので、新しいアイデアが浮かぶかもしれませんよ。
5分だけ掃除する
朝は埃が下に落ちているため、実は掃除に適した時間帯です。寝る前にざっと整頓し掃除道具を準備しておくことで、朝の短い時間でも効率的に動けます。曜日ごとに掃除をする場所を決めておくのもおすすめです。帰宅したとき、家の中がキレイだと気分もよくなりますよ。
To Doリストをつくる
起きてスッキリした頭で、今日やることをリストアップしてみましょう。優先すること、時間をかけてもよいことを振り分けることで、悩んでただ時間が過ぎてしまうのを防ぐことができます。書き出してもよいですが、頭の中で考えてもよいでしょう。
ストレッチ
朝のストレッチは体を目覚めさせます。肩や腰、股関節など、日中に気になる部分を伸ばしておくのがおすすめです。布団のなかで伸びをするだけ、歯磨きをしながらアキレス腱を伸ばしたりするのも時短になってよいでしょう。
「早起きは三文の徳」ということわざがありますが、〝三文〟は現在の価値にすると約100円だそうです。朝に弱い人にとっては「なんだそんなものか」と思うかもしれませんが、〝習慣〟はこれからずっと続くものです。ちょっとの得でも、1年後、5年後、10年後は大きな得になっていることでしょう。
1月は、新しいことを始めるのに適したタイミングです。2025年は、ほんの少し早起きして、何か1つ、モーニングルーティンを決めてみませんか?
厚生労働省は、ジェネリック医薬品の利用促進のための施策に積極的に取り組んでいます。
ジェネリックに変更した場合の薬代については、日本ジェネリック製薬協会の「かんたん差額計算」(https://www.jga.gr.jp/general/easycalc.html)で調べることができます。
また、「ジェネリック医薬品希望カード」も日本ジェネリック製薬協会のサイト(https://www.jga.gr.jp/)一般の方向け情報から印刷することができます。

マイナ保険証利用のお願い
医療機関の受診時や調剤薬局ではマイナ保険証のご利用をお願いいたします。皆さんのマイナ保険証利用率の増加が、医療費の削減や健康保険組合から納付する支援金の減額に寄与します。健保財政の改善につながるよう、皆さんのご協力をお願いいたします。
●マイナンバーカードの健康保険証利用について
●2024年12月2日以降の医療の受け方について