睡眠不足は、思考力や集中力、判断力の低下をもたらし、心身の不調を抱えながら業務を行う状態(プレゼンティーイズム)の原因の1つとなります。また、睡眠の問題が慢性化すると、肥満、高血圧、糖尿病、心疾患、脳血管障害の発症リスクの上昇や症状の悪化に影響し、メンタルヘルス疾患とも相互に悪影響をもたらします。
2023年12月、厚生労働省は睡眠ガイドを10年ぶりに改訂し「健康づくりのための睡眠ガイド2023」を公表しました。成人、こども、高齢者の年代別に、睡眠に関する推奨事項がまとめられています。今回は、同ガイドの概要についてご紹介します。
睡眠セミナー
アーカイブ配信中!
2024年7月、製薬外資けんぽ共同企画によるWEBセミナー「一生使える睡眠の技術」を行いました。同セミナーの模様は、2025年1月29日(水)までアーカイブ配信中です。株式会社ニューロスペース 代表取締役社長の小林孝徳氏が、実践的な眠るための技術について解説しています。皆さんの毎日の睡眠をグレードアップできる内容になっておりますので、まだご覧になっていない方はもちろん、セミナーに参加された方も再度、この機会にご覧ください。
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成人は6時間以上が
睡眠時間のめやす
よい睡眠とは、「量(睡眠時間)」と「質(睡眠休養感)」が十分に確保されている睡眠のことです。同ガイドでは、加齢に伴い減少する睡眠時間と、加齢に伴い増加しやすい床上時間(寝床で過ごした時間。床上時間-睡眠時間=寝つくまでの時間が長くなると睡眠休養感が減る)を踏まえ、世代別に睡眠の量と質についての推奨事項がまとめられています。
睡眠の推奨事項一覧 | |
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成人 |
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こども |
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高齢者 |
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良質な睡眠のための
環境づくり
寝つきを良くすることが睡眠の質を向上させることにつながります。同ガイドから、主なポイントをご紹介します。
寝つきをよくするポイント | |
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光 |
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温度 |
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運動 |
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食事 |
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コーヒー、アルコール、
タバコと睡眠の関係
習慣的に摂取する嗜好品の中には、睡眠に影響を及ぼすものがあります。心身のリラクゼーションは良い睡眠をとるために重要な要素ですが、嗜好品の量やタイミングなどを誤ると睡眠の悪化につながります。
嗜好品の影響とその対策 | |
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カフェイン |
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アルコール |
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タバコ |
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厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/suimin/index.html
厚生労働省は、ジェネリック医薬品の利用促進のための施策に積極的に取り組んでいます。
ジェネリックに変更した場合の薬代については、日本ジェネリック製薬協会の「かんたん差額計算」(https://www.jga.gr.jp/general/easycalc.html)で調べることができます。
また、「ジェネリック医薬品希望カード」も日本ジェネリック製薬協会のサイト(https://www.jga.gr.jp/)一般の方向け情報から印刷することができます。

マイナ保険証利用のお願い
医療機関の受診時や調剤薬局ではマイナ保険証のご利用をお願いいたします。皆さんのマイナ保険証利用率の増加が、医療費の削減や健康保険組合から納付する支援金の減額に寄与します。健保財政の改善につながるよう、皆さんのご協力をお願いいたします。
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