特定保健指導は健診の結果、メタボリックシンドロームのリスクがある方を抽出し、生活習慣改善のプロのサポートを受けて、治療に至る前にメタボのリスクから脱出してもらおうという国主導の取り組みです。
皆さん、「特定保健指導」にどんなイメージを持っていますか? 〝厳しいことを言われそう〟〝なんだか大変そう〟〝時間がとられそう〟――名前に「指導」とついているため、ハードルが高いイメージを持っているのではないでしょうか。
しかし、ご安心ください。そんなことはありません。特定保健指導は、気軽に参加していいんです。
最初の一歩のハードルを下げるため、BIJけんぽでは特定保健指導を「ヘルスケアプログラム」と呼ぶことにしました。ヘルスケア=健康管理なので、ぐっとハードルが下がった気がしませんか? 実際、ヘルスケアプログラムの名前の通り、多様なラインアップからコースを選んでいただけます。
何も始めないよりは、とりあえず参加し、たとえ途中でやめてしまったとしても、何か1つでも健康によいことを覚えたほうが有益です。案内を受け取ったら、ぜひ気軽に申し込んでください。

ヘルスケアプログラムは、
RIZAPの「生活習慣改善プログラム」です
BIJけんぽのヘルスケアプログラムは、RIZAPの「生活習慣改善プログラム」を採用しています。RIZAPと聞くとハードなイメージがあるかもしれませんが、ヘルスケアプログラムの目的は肉体改造ではなく、生活習慣の改善です。一過性のもので終わらないよう継続できるものになっていますので、無理な運動や食事制限は一切ありません。ご安心ください。
参加申し込みをすると、「体組成計」と「ヘルスウォッチ」がプレゼントされます。これを使い、「chocoZAPアプリ」で体の状態や生活習慣を見える化しながら約3カ月間、生活習慣の改善に取り組むのがヘルスケアプログラムです。
期間中は、保健師・看護師・管理栄養士などのあなた〝専属〟のトレーナーがつきます。トレーナーは、スタート時に改善プランをご提案するほか(50分のオンライン面談)、アプリのデータを分析し、プログラム中でも状況に合わせてプラン変更のご提案を行います(メールやチャットで支援します)。
誰かに見られていると義務感が生まれ、継続しやすくなります。また、生活習慣の改善は孤独を感じやすいものですが、トレーナーはあなたの〝よき理解者〟になり得ます。トレーナーの支援を活用して、よい生活習慣を身につけましょう。
ヘルスケアプログラムは全12コースから選択!
継続のためには〝自分に必要だ〟と認識することが大切です。「健診値(血圧・脂質・血糖)改善コース」以外にも、「ボディメイクコース」「肩こり腰痛改善コース」「お酒コントロールコース」「間食コントロールコース」「アンチエイジングコース」など、幅広いコースから選んでいただけます。興味を持つコースがきっと見つかるはずです。

さらに、「chocoZAP」が4カ月間使い放題です
さらに、参加特典として「chocoZAP」の無料利用期間が4カ月間ついてきます。
「ジム」だけでなく、「セルフネイル」「セルフホワイトニング」「セルフ脱毛」「ゴルフ設備」「デスクバイク」「ワークスペース」「マッサージチェア」など、従来のフィットネスクラブと異なる幅広い利用の仕方で注目されるchocoZAP(一部設置のない店舗があります)。いつか利用してみたいと思っていた方にはまたとない機会です。
また、chocoZAPアプリで運動動画をいつでも視聴できたり、LIVE配信でトレーナーと一緒にリアルタイムで運動することもできます。
時間に縛られず、自分の都合がよいときに取り組むことができ、さらに自分を磨く環境が、ヘルスケアプログラムに参加することで一度に手に入ります。

6月から〝毎月〟対象者へご案内します
これまでは年に一度の募集でしたが、6月からは対象者に対して〝毎月〟ヘルスケアプログラムのご案内をお送りします。タイミングが悪くて参加できなかった方、健診を受けてから時間が経っていてモチベーションが低下してしまった方も、参加しやすくなりますのでぜひお申込みください。
また、これまでは服薬中(治療中)の方はヘルスケアプログラムの対象外でしたが、2024年度からは服薬中の方でもヘルスケアプログラムに参加いただけるようになりました。薬は、その病気の追加リスクをコントロールするもののため、メタボリックシンドロームの解消につながるとは限りません。本人が希望して、主治医のストップがかからなければ参加できますので、案内を受け取った方はご検討ください。
病気になってしまったら/病気が進行してしまったら、今後の人生のうちの多くの時間を治療のために費やさなければなりません。毎日のなかで不自由を感じることも増えてくるかもしれません。ヘルスケアプログラムに参加して、少しでも健康へ戻ろうとする方が増えることをBIJけんぽは願っています。
現在、BIJけんぽの「ヘルスケアプログラム」はRIZAP以外に、アムスも採用しています。こちらは、健診機関アムスクリニックで健診を受けた方が対象となった場合、その日のうちに初回面談を行います。一度に済ませてしまいたい方は、こちらをご検討ください。
なお、皆さんが「ヘルスケアプログラム」に楽しく参加できる新たな契約先について情報収集中です。選択肢が増えたら、またご案内します。
厚生労働省は、ジェネリック医薬品の利用促進のための施策に積極的に取り組んでいます。
「ジェネリック医薬品お願いカード」は、日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会のホームページ(http://www.generic.gr.jp/)からダウンロードすることができます。また、ジェネリックに変更した場合の薬代については、Genecal(http://www.genecal.jp/)のサイトで調べることができます。

マイナ保険証利用のお願い
医療機関の受診時や調剤薬局ではマイナ保険証のご利用をお願いいたします。皆さんのマイナ保険証利用率の増加が、医療費の削減や健康保険組合から納付する支援金の減額に寄与します。健保財政の改善につながるよう、皆さんのご協力をお願いいたします。
使ってみよう!マイナ保険証
マイナンバーカード 「いま」と「これから」